姿勢は真っすぐ!は自然じゃない?

ヨガ

「背筋をのばして、まっすぐにして。」

私が小学校の講師をしていた頃、実際に子どもたちに、声掛けをしていたセリフです。

でも本当は、背筋をまっすぐにすると不自然な姿勢になってしまう、ということを知っていましたか?

私たちの背中は、綺麗な姿勢の時には真っすぐではなく、自然なカーブを描いています。

首からお尻までつながる背骨は、頚椎(けいつい)・胸椎(きょうつい)・腰椎(ようつい)・仙骨(せんこつ)・尾骨(びこつ)で構成されていて、頚椎は前に少し張り出し(前弯)、胸椎は後ろに張り出し(後弯)、腰椎はまた前に張り出し(前弯)、ゆるやかなS字カーブになっています。

壁に背中をくっつけると、頭、背中の上部、お尻がくっついて、他は少し離れているのが自然なカーブを描けている証拠です。

なので、「背筋真っすぐにして!」と声をかけて定規のようにまっすぐな背中にした時には、どこかに無理が生じている可能性があるのです。(あの頃の生徒たち、ごめんね💦)

背骨は細かいブロックの積み重ねのようにできており、自然にカーブを描くことで衝撃から身を守る働きをしてくれています。しかし、現代人はスマホやパソコンで頭が前に出てしまうことが多く、首のカーブがなくなるストレートネック(私はこれです(;´д`))や、背中が丸まって猫背になる傾向が多いようです。また、生活習慣、姿勢を保つ筋力や柔軟性の低下、加齢による骨粗鬆症などもS字カーブが崩れる原因となります。

ライフスタイルは人それぞれ、私も農作業の時はどうしても前かがみの姿勢が多くなり、スマホを見るときにはいつも顔は下を向いて頭は前に出てしまいます。

しかし、そのままにしていると背骨周りの筋肉が硬くなったり、筋力が弱ってしまい、姿勢が悪くなっていくのも事実。なので1日のどこかで、背骨や筋肉を動かすことがとても重要です!

オススメは、朝起きてすぐや夜寝る前にストレッチをすること。

私は、朝食前に太陽礼拝をして、夜は布団の中でワニのポーズなど腰のストレッチをすることが多いですが、歯磨きしながらや、お風呂の中、テレビを見ているときなど、自分の毎日のルーティーンに体をほぐす時間を入れてあげることをお勧めします。

ストレッチは難しく考えず、ヨガで気持ちよかったポーズを一つやってみる、で充分です。ご自身の好きな方法で、生活の中に背骨周りの筋肉を動かす習慣を取り入れてみてくださいね!

一緒に、毎日を軽やかに、楽しく、健やかに過ごせる体づくりをしていきましょう♪

参考HP

背骨のS字カーブを整える方法/理学療法士が原因・改善ストレッチを解説。

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