ネトル(和名:セイヨウイラクサ)は日本では普段目にしないハーブですし、味も少し海藻のような味がするので、私はあまり飲んでいませんでした。でも、ビタミン・ミネラル・葉酸などを含み、特に季節の変わり目の体調不良のときなど、そっと手助けしてくれるハーブの一つです。
ミネラルの宝庫
ドイツでは、花粉症やアトピーなどのアレルギー疾患の体質改善を目的としてネトルが利用されており、「春季療法」と呼ばれています。
ネトルには、ビタミンCや葉酸、鉄分・カルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。血をきれいにしてくれる浄血という作用や、血をつくってくれる造血作用があり、体を中からととのえてくれるハーブです。
海藻のような味で、ふりかけにも使える!?
ネトルの味は、最初にお伝えしたように少し海藻のような味がします。ハーブティーとして飲むだけでなく、ネトルを使った「ふりかけ」のレシピなどもネットによく紹介されています。ゴマやふりかけの「ゆかり」をネトルに混ぜて、ごはんにかけると美味しい、とのこと・・・(私はまだ試していません😅)ご興味があれば、ぜひお試しあれ!
不調をやさしくととのえるハーバルライフ
季節の変わり目は、思ってもみなかった不調も出てくる時期です。そんな時、症状が重くなる前にハーブはそっと体をととのえてくれます。ネトルも、そんな縁の下の力持ちのようなハーブのひとつです🎵
参考:しばた みか著「こころとからだを癒すレシピハーブティーブレンド」 山と渓谷社
日本メディカルハーブ協会「メディカルハーブハーバルセラピストコース・テキスト」
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