レモングラスは、タイ料理のトムヤムクンに使われているハーブで、熱帯アジアでは胃腸の不調や感染症の予防などのメディカルハーブとしても使用されています。その効能について簡単にご紹介します!
すっきりとした香りに癒されて
レモングラス(Cymbopogon citratus)は、イネ科の植物で、葉を刻むとレモンのようなさわやかな香りを漂わせます。その香りは、気分をリフレッシュさせてくれるだけでなく、実は胃腸にやさしい働きもあるんです。
消化を助けて、食後を快適に
レモングラスには、消化を促進する作用があるとされています。食後にハーブティーとして飲むことで、胃もたれやガスのたまりを軽減し、スムーズな消化をサポートしてくれます。重たい食事のあとや、食欲がないときにおすすめです。
レモングラスの精油成分の効能
レモングラスのハーブティーを淹れた時に漂う香りは、植物の持つ揮発性の精油成分です。レモンの香りのする精油成分は、精神疲労や気力の低下に効果を発揮し、心身をリフレッシュする効果があります。また、この精油成分は虫よけの効果もあり、レモングラスの精油をスプレーにすれば、蚊よけスプレーを作ることもできます。
※皮膚の刺激があるので、パッチテストをしてくださいね。
ホットティーでもアイスでも
レモングラスティーは、ホットだけでなくアイスティーでも香りを楽しむことができます。レモングラスの茶葉に半分ほどお湯を入れ、成分を出した後に、氷を入れるとアイスティーが出来上がります。夏の暑い時期にいかがですか?
ハーブで胃腸をいたわりながら、気分をリフレッシュしていきましょう😊✨
※妊娠中は使用を避けましょう
参考:しばた みか著「こころとからだを癒すレシピハーブティーブレンド」 山と渓谷社
日本メディカルハーブ協会「メディカルハーブハーバルセラピストコース・テキスト」
コメント