今回は、見た目からも効能からも癒しをあたえてくれるマロウブルー(学名:Malva syluestris 英名:blue mallow)をご紹介します!
喉や胃にやさしい、古くからの癒しの知恵
マロウブルーは、ヨーロッパで古くから親しまれてきたハーブで、日本名では「ウスベニアオイ」と呼ばれています。見た目の美しさだけでなく、喉の粘膜を保護し、乾燥や炎症から守る作用があることで知られています。また、胃腸の調子が優れないときにもやさしく働きかけ、内側から体を整えてくれるのが魅力です。
色の変化で、心に彩りと癒しを
マロウブルーの特徴の一つが、その色。お湯を注いだ瞬間は紫色で、その後ブルーからグレーへと色が変化します。そしてレモンなど酸性のものを加えると、美しいピンクへと変化。この神秘的な色の移り変わりは、目にも楽しく、ティータイムに小さな感動をもたらしてくれます。忙しい日々の中で、色の変化を眺めながらゆったりとした時間を持つのはいかがですか?
ノンカフェインで、夜のリラックスにも最適
マロウブルーはノンカフェインなので、就寝前にも安心して楽しめます。ストレスや疲れがたまっているとき、静かにハーブティーを飲むことで、自然と呼吸も深くなり、心が落ち着いていくのを感じるでしょう。優しい香りと味わいは、心と体にそっと寄り添ってくれます。
日常の中に、植物の力を取り入れて
ハーブティーは、見た目や味を楽しむだけでなく、ハーブの持つ自然治癒力を高める力を体に取り入れて、心身の健康を保つ助けをしてくれます。見た目も美しく、体にもやさしいマロウブルーは、自分自身への癒しの贈り物にもぴったりですね🎵
参考:しばた みか著「こころとからだを癒すレシピハーブティーブレンド」 山と渓谷社
日本メディカルハーブ協会「メディカルハーブハーバルセラピストコース・テキスト」
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